足音

足音

池田綾子


人はなぜにめぐり合い 人和人为何会邂逅相逢
手と手結ぶのだろう 手和手为何会紧紧相连
花のように 風に揺れて 为何像花一样,在风中摇摆着
寄り添いあうのだろう 相互依偎
消えてゆく星を潜り 越过快要消失的星星
朝日のみえる丘へ 向着日出的山丘看去
東の曇 輝くのを 东边的云上 闪耀的太阳
君と見つめていた 和你一起注视着那光芒
目の前に 朝の光 眼前的晨光
始まりの合図にして 发出一天开始的信号
穏やかに 歩き出した 我们稳稳地迈出步伐
二人の足音 两个人的脚步声
きっと超えてゆくのだろう 慢慢地就超过我了吧?
手には持てないほとの 我抱在手中的行李
荷物抱え 言葉もない 已经快拿不住了 你一句话也没有
静か過ぎる夜も 安静过头的夜晚
動き出す町を潜り 潮水般的人群
押し寄せる人波は 涌出刚苏醒的小镇
涙色の 路地を抜けた 穿过泪色的胡同
逞しい足取り 迈着坚实有力的步伐
両手では抱えきれず 即使两手无法保住
悩んだりつまずいても 即使烦恼 即使摔倒
そのままで ありのままで 也就找这样 实事求是
確かな足音 可靠的脚步声
信じ合う そんな言葉 相互信赖 这样的话语
眩しくて見えないけど 虽然太过耀眼看不清楚
君がいて 私がいる 有你在 有我在
ただそれだけて 这样就足够了
転んでは 立ち上がて 摔倒了 就站起来
それでも進んでゆくの 即使这样还要继续前进
これからも 響かせてく 今后的日子里 也会继续响起
二人の足音 两个人的脚步声

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